- 壁のコーキング補修完了後、水道水による漏水試験を行いました。通常の上からの放水では漏水はおきませんでしたが、斜め下からによる放の時に内部壁からの漏水がありました。
- 外部からの斜め下からの放水試験の時に漏水がありました。
- 下の写真の矢印部分の箇所の板金下のコーキング端部に水を斜め下から放水した時に漏水がありましたので、コーキングの端部処理に不具合が起きていると推測されますので、板金を剥して状況を見る事にしました。
- 板金をめくってみたら、コーキング端部が切れていました。この場所から水が浸入していると思いますのでコーキングで端部処理をして穴を塞ぎました。最初のコーキング処理では板金の下の為処理が出来ませんでしたが、当日は板金業者さんも現場に待機していまして、コーキング処理の後に板金の補修工事を行いました。
- コーキングの端部処理は2か所行いました。樋の近くの箇所にも穴がありました。
- コーキング処理で2か所共穴埋めを行いました。この後に板金業者さんが1枚物のケラバ板金をかぶせます。
- マークしてる部位が屋根ケラバ板金ですが、補修前の写真では5枚に分割して施工されていますが、1枚物のケラバ板金を寸法を合わせて板金業者さんに製作してもらい、この板金の上に被せます。
- 約4メートルのケラバ板金です。これを屋根の端部のケラバに樋付けます。やはり1枚物の板金が一番いいです。(これ以上長くなると加工機械の都合,製作は無理との事です。)
- 1枚物のケラバ板金を施工しました。返し部分も少し長めにして、既存の板金に被せて工事をしました。これで漏水も無くなると思います。
- 屋根工事後、数日間現場を止めて雨による漏水が無いことを確認し、水道水による漏水試験でも漏水が無かったので大工さんによる内側の壁工事を行いました。外部に面する外壁には断熱材を貼ってからクロス下地のボードを貼りました。
- 大工さんによるクロス下地のボード工事も終わりました。10月15日にクロス工事を行い終了となります。
- 漏水工事は漏水箇所を特定するのに時間がかかりますが、しっかり調査しないと場所の特定ができません。今回は防水業者さんと3回にわたり漏水試験を行い場所の特定を行いました。箇所を特定できずに漏水補修工事をしても無駄工事になってしまいます。