つくばみらい市マンション漏水補修工事

  • つくばみらい市マンションの一室で壁からの漏水がありました。調査及び補修を依頼されまして、漏水補修工事をさせて頂きました。現在、漏水箇所が特定でき、その箇所の補修工事、漏水試験も終わり大工さんによる壁下地工事まで終わっています。10月15日にクロス補修工事をして完了になります。工事工程写真を分割して掲載していきます。
  • 外壁に面した壁に漏水の跡が出て、その周りにカビが発生してきた段階で依頼が来ました。

  • 一番最初に現状のカビの範囲を紙テープを貼って確定しました。

  • 壁紙を剥してみましたら、下地ボードは濡れていて壁紙の裏にもカビが付いていました。濡れていることで漏水が継続していることが分かりました。湿気による結露でのカビ発生も考えられましたが、ボードが濡れていることで漏水が原因と分かりました。

  • 漏水箇所を内部から特定するため内壁仕上げ材を全体的に撤去しました。ですが、内部からは目視では漏水箇所は特定できませんでした。

  • 漏水箇所を特定するため、外部から水道で水をあて漏水箇所を探します。
  • 疑わしき箇所は検討が付きますので、コーキング箇所及び屋根板金廻りを特に水をかけて調査をします。ケラバ板金が何枚にも分けて施工してあるのが気になります。通常は1枚の板金で継ぎ手が無いように施工するのが一番良いです。今回の補修は継ぎ手のない1枚の板金で工事をします。また、壁のコーキングが屋根ケラバ板金の下に入っていますので、その端部処理が出来てないと漏水の原因になってしまいます。端部から内部に水が入ってきてしまうからです。
  • 内部壁には防水セメントで補修をしました。目視では漏水箇所は特定できませんでした。
  • 外部から水を当てたら特定の箇所から漏水があり、壁から水が出てきました。
  • 外部からいろいろな箇所に水をあて、やっと漏水箇所が特定できました。外部のコーキングが切れている箇所があり、屋根のケラバ板金を撤去しないと補修工事ができない事がわかりましたので、次の工程はコーキング補修工事と相番工事になりますが板金業者さんによるケラバ板金の解体撤去及び板金の再作成施工をしてもらいます。

About staff

経歴 茨城県立境高等学校卒業 中央工学校建築設計科卒業 都内建築設計事務所勤務 大手建設会社海外事業部勤務 1990年アフリカ・ルワンダ共和国赴任